【2010年3月 コピック講座】 コピック塗り その2 ~目、髪~


コピック塗り その2 ~目、髪~


ここで使う色は、
・BG93
・BG96
・E40
・YR20
・BV31
・BV23
・BV01
・BV13
・W8
・0(カラーレスブレンダー)
です。


目が怖いので次に目を塗っていきます。

比較的濃い色の目にする場合でも、もうその色をベタで先に塗っちゃいます。
CIMG1208

黄色っぽい光を下方に入れます。

CIMG1211

具体的には、E40等の薄い色で目の下方をぐりぐりこすって(にじむのではみ出ないように気をつけてください。)ぼかし、YR20等の黄色でその薄くなった部分に黄色を流し込む感じです。

次に、白目に影をつけます。

CIMG1213

白目には、紫系のグレー(BV31、BV23など)の薄めの色と濃い目の色を使いました。
後でuni-ball Signoの白を入れるのでぶっちゃけ濃いほうだけでいいかもしれませんが…

最後に光を入れます。

CIMG1216

uni-ball Signoの普通の太さのものを使います。
白目を含めた目全体に小さめの物を2個ほど入れると綺麗です。
ついでに、まぶたの二重のところと、薄すぎて見えづらいですが目頭の涙腺の辺りにも少し入れました。
特に目頭は目立つと泣いているように見えるので、すごく薄くしました。
薄くするのは、塗った直後に指でふき取るようにすると出来ます。

これで目は完成です。


次に髪の毛を塗っていきます。

CIMG1217

まず、意味はあるのか?というほどほとんど見えなくなりますが、最初に下地としてE40を塗ります。

ある程度の濃さの場合、いきなり表に出る色を塗るとぺラッとした薄っぺらい色になってしまうので。

次に髪の主役の色(BG93)をベタ塗りします。
CIMG1218

よく、白抜きでいわゆる「ツヤベタ」のように塗る塗り方がありますが、
私には薄っぺらく見えてしまいます。(好みや塗りのジャンルによりますから何とも言えませんが)
厚塗り風(?)が好きなので…

BG96で影を付けていきます。
CIMG1219

どっちが主役の色だよ!っていうツッコミが聞こえてきそうですが…

髪にも光源は反映されます。
「天使の輪」を意識する余り、顔は光源によって影が出来ているのに髪はそれを超越し自分で発光している、みたいな絵をよく見ますので…


影との境目を少し滑らかにします。
CIMG1220

BG93(薄いほう)で少し気になるところだけ境目をぼかします。

髪の場合は、あくまでも少し、です。
ぼかしすぎて髪の質の線やメリハリが見えないとヌペーとした印象になってしまいます。


天使の輪を作ります。
CIMG1221

…ドコが?というツッコミが聞こえてきそうですが…。
そんなにくっきりとピシーとした天使の輪は実際にはないと思います。
もちろんそういう描き方をワザとしている美麗絵師さんも大勢いらっしゃいます。
ただ、私の絵には合わなそうなので。

ちなみにやり方は、カラーレスブレンダーで該当する箇所をぼかして薄くする、という感じです。

私は、髪の毛はビラビラの布のようなものが頭の曲線に沿って重なって貼り付いている、というイメージで描いていますので頭の丸さを表現するためには中央寄りの上半分を中心とし、そこから光源を考慮した部分に多めに光を集め、その周辺にも段階を落として入れると考えています。
つまり、この絵だと、赤道を水平に、韓国を正面に持ってきた地球で言うところの日本列島に当たる部分が一番光の当たっている箇所と思っています。
さらに、髪の束をイメージしたビラビラは単調ではなく、乱雑に重なり合っている(と考えている)ので、それによる凹凸、影などがランダムに入ると考えています。

つまるところ、簡潔に言えば、「適当」です。


光に黄色を入れます。
CIMG1223

そのほうが光が当たっている!という感じがするので…という単純な理由です。
YR20を使いました。


天使の輪に輪をかけます。
CIMG1226

天使の輪部分にuni-ball Signoでハイライトを入れます。
ガサガサッとペンで描き、それを指でこすってぼかす、というやり方で、自然なハイライトのようでいて、ヌペーとしておらず髪の質感だとわかる、というのを目指しています。

おまけに、一本一本の自己主張が激しい髪の毛をいくつか白で入れました。
目に掛かっている髪や、後ろにはねている髪などですね。
こういうのを入れておくとメリハリが利きます。


もう一度BG96で影を重ね塗りし、コントラストを強くします。
CIMG1228

もう一段階濃くしたいという部分に入れていきます。
私はさらに、W8というすごく濃いグレーも入れました。


質感を調整します。
CIMG1230

前の画像を見ると分かるとおり、赤丸部分はのっぺりとしていました。
なので、↑のように質感を入れました。


髪にも深みの寒色を入れる。
CIMG1235

顔に深みの寒色を入れましたので、髪にもなきゃおかしいですよね。
というわけで入れていくのですが、もうだいぶ濃い色の影になってしまっているので、該当する部分にuni-ball Signoの太いペンで白を塗ってしまいます。
あまり丁寧でなくてもいいです。

白をぼかしながら同時に色もつけるという荒ワザをします。
かなりペン先が汚れるので嫌な方はオススメしないです。
(でも、他の紙にこすり付けて掃除すれば元に戻りますが)

BV01で様子を見ながら、色味が入りづらいと感じたらもっと濃い寒色のBV13を使い、↓のような質感に仕上げていきます。

CIMG1244

さらに、白で塗ったところからそのまま出て、頭の陰になる左半分に薄く寒色をのせていきます。
左向きの襟足も同じようにします。

最後に仕上げとして全体的に毛先部分を少しだけ浮かせて見せるために白をのせてぼかします。
これで髪の毛は完成です。


少し遠くから見た感じはこうです。
CIMG1245

と、全体を写したところで眉毛を忘れていたことに気づきました。

CIMG1251

BG96とuni-ball Signoとコピックマルチライナー黒で眉毛を描いて目、髪パーツは完成です。


次は服を塗っていきます。


「コピック塗り その3 ~服(上半身)~」

【2010年3月 コピック講座】 コピック塗り その3 ~服(上半身)~



コピック塗り その3 ~服~

ここで使う色は、
・T4
・W8
・0(カラーレスブレンダー)
・R89
・RV99
・V99
・BV31
・BV23
・BV01
・BV13
・E41
です。


次に服を塗っていきます。

T4で上の服をベタ塗りします。
CIMG1253

影をW8でおいていきます。
CIMG1254

影の色をT4でぼかしていきます。
CIMG1255
CIMG1256
CIMG1257

服(綿製などの普通の素材の服の場合)の影を塗るコツですが、
光源を意識するのはもちろんのこと、それっぽく見せるコツがあります。

↑の画像に注釈を入れました。↓
CIMG1257

コツ(1)
明るい所を線のように細く残す。
何故か理由はわかりませんが、こうするとそれっぽく見えます。
実際にもこのような影になることが多いようなのでリアリティが出ます。

コツ(2)
影の形を決めたらその中だけでぼかして濃いところ薄いところを作る。
こうすると、少しパキッとした質感の影となり、肌などの質感と差をつけることが出来、メリハリが出て、結果それっぽく見えます。

コツ(3)以下参照

二の腕も同様に塗っていきます。
CIMG1258

CIMG1259

↑の画像に注釈を入れました。↓

CIMG1259

コツ(3)
矢印の方向にぼかしてフェードアウトするのも効果あり。
向かって左側が影になる方向なので、左から右に向かってフェードアウトするようにぼかすと、それっぽくなります。
(あくまでもコツ(2)の、「影の形の範囲内で」を守ること)


ちょっと気になるところに手を加えます。
CIMG1260

上の画像を見るとわかるのですが、ワキが細いので影を足しました。


胴体も同様に影をつけていきます。
CIMG1261

いっぺんに塗っていっぺんにぼかそうとすると定着してしまい、ぼかしにくくなるのでパーツごと、またはパーツが大きいときは半分ずつやると良いと思います。

CIMG1263

胴体には左腕の影が入りますのでこんな感じになります。

左腕も同様に塗っていきます。
CIMG1264
CIMG1265
CIMG1269

こうしてみると、私の服の影は大体先ほどご紹介したコツ(1)(2)(3)しかやってないんだなって思いますよね・・・。


上の服の影までつけ終わりました。全体的に見るとこんな感じです。
CIMG1270

次に0(カラーレスブレンダー)でところどころ明るくなるところをぼかしていきます。

CIMG1271

やり方は髪の毛の天使の輪と同じです。

CIMG1272

髪の時と同じで、ちょっと明るいところに黄色味がほしいと感じたので、0で薄めたところにE41をのせます。


仕上げとして例のごとく深みの寒色を入れたいのですが、服を一通り全部塗ってからにしようと思いますので先にケープを塗ります。

ケープの地はR89を使います。
CIMG1273

ケープの影はRV99を使います。
先ほどと同様に塗っていくのですが、ここで一つこだわって、ケープにビロードのような素材を持ってきたいと思います。
CIMG1274

ちょっとしっとりした雰囲気で。
CIMG1275

肩の形やケープの裾の広がりをエセ3D化して意識しながら影をつけます。手の影も忘れずに。
CIMG1276

0で入れるハイライトも広い範囲ではなくポイント的なツヤをイメージして入れます。
CIMG1277

ケープの裾のひらひらを塗ります。E44で塗り、縁をuni-ball Signoで描きました。
CIMG1278

あと、目立ちませんがケープの影を少し濃くしました。V99を使いました。


袖の影を入れます。
CIMG1281
BV31で下地、明るいところと影の境目にBV23を入れてぼかしました。
円柱状のものは、右から光が来ている場合、右から順に一番明るい、一番濃い、真ん中の濃さと
置くときれいな影に見えます。


襟の影を塗っていきます。
CIMG1282
CIMG1283

襟の影色をぼかし、襟の縁にuni-ball Signoでハイライトのラインを引きます。


明るいところと影の間に黄色味(E41)を置きました。
CIMG1285


リボンも同様に塗ります。
CIMG1287

形が難しいですが、こんな感じです。
CIMG1289

uni-ball Signoでリボンの縁にハイライトのラインをひき、ちょっと目立ったので指でこすってぼかしました。
CIMG1290

これで仕上げの寒色以外は上半身の服は終わりです。

ちょっと上半身の服だけで記事が長くなったので記事を分けます。
(その予定ではなかったのでひとまず全体像こうなったよという写真がなくてごめんなさい。)


「コピック塗り その4 ~服(下半身、全体の仕上げ)~」
owner : 鍋谷咲花(SAKIhana.N)

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