【2010年3月 コピック講座】 コピック塗り その3 ~服(上半身)~



コピック塗り その3 ~服~

ここで使う色は、
・T4
・W8
・0(カラーレスブレンダー)
・R89
・RV99
・V99
・BV31
・BV23
・BV01
・BV13
・E41
です。


次に服を塗っていきます。

T4で上の服をベタ塗りします。
CIMG1253

影をW8でおいていきます。
CIMG1254

影の色をT4でぼかしていきます。
CIMG1255
CIMG1256
CIMG1257

服(綿製などの普通の素材の服の場合)の影を塗るコツですが、
光源を意識するのはもちろんのこと、それっぽく見せるコツがあります。

↑の画像に注釈を入れました。↓
CIMG1257

コツ(1)
明るい所を線のように細く残す。
何故か理由はわかりませんが、こうするとそれっぽく見えます。
実際にもこのような影になることが多いようなのでリアリティが出ます。

コツ(2)
影の形を決めたらその中だけでぼかして濃いところ薄いところを作る。
こうすると、少しパキッとした質感の影となり、肌などの質感と差をつけることが出来、メリハリが出て、結果それっぽく見えます。

コツ(3)以下参照

二の腕も同様に塗っていきます。
CIMG1258

CIMG1259

↑の画像に注釈を入れました。↓

CIMG1259

コツ(3)
矢印の方向にぼかしてフェードアウトするのも効果あり。
向かって左側が影になる方向なので、左から右に向かってフェードアウトするようにぼかすと、それっぽくなります。
(あくまでもコツ(2)の、「影の形の範囲内で」を守ること)


ちょっと気になるところに手を加えます。
CIMG1260

上の画像を見るとわかるのですが、ワキが細いので影を足しました。


胴体も同様に影をつけていきます。
CIMG1261

いっぺんに塗っていっぺんにぼかそうとすると定着してしまい、ぼかしにくくなるのでパーツごと、またはパーツが大きいときは半分ずつやると良いと思います。

CIMG1263

胴体には左腕の影が入りますのでこんな感じになります。

左腕も同様に塗っていきます。
CIMG1264
CIMG1265
CIMG1269

こうしてみると、私の服の影は大体先ほどご紹介したコツ(1)(2)(3)しかやってないんだなって思いますよね・・・。


上の服の影までつけ終わりました。全体的に見るとこんな感じです。
CIMG1270

次に0(カラーレスブレンダー)でところどころ明るくなるところをぼかしていきます。

CIMG1271

やり方は髪の毛の天使の輪と同じです。

CIMG1272

髪の時と同じで、ちょっと明るいところに黄色味がほしいと感じたので、0で薄めたところにE41をのせます。


仕上げとして例のごとく深みの寒色を入れたいのですが、服を一通り全部塗ってからにしようと思いますので先にケープを塗ります。

ケープの地はR89を使います。
CIMG1273

ケープの影はRV99を使います。
先ほどと同様に塗っていくのですが、ここで一つこだわって、ケープにビロードのような素材を持ってきたいと思います。
CIMG1274

ちょっとしっとりした雰囲気で。
CIMG1275

肩の形やケープの裾の広がりをエセ3D化して意識しながら影をつけます。手の影も忘れずに。
CIMG1276

0で入れるハイライトも広い範囲ではなくポイント的なツヤをイメージして入れます。
CIMG1277

ケープの裾のひらひらを塗ります。E44で塗り、縁をuni-ball Signoで描きました。
CIMG1278

あと、目立ちませんがケープの影を少し濃くしました。V99を使いました。


袖の影を入れます。
CIMG1281
BV31で下地、明るいところと影の境目にBV23を入れてぼかしました。
円柱状のものは、右から光が来ている場合、右から順に一番明るい、一番濃い、真ん中の濃さと
置くときれいな影に見えます。


襟の影を塗っていきます。
CIMG1282
CIMG1283

襟の影色をぼかし、襟の縁にuni-ball Signoでハイライトのラインを引きます。


明るいところと影の間に黄色味(E41)を置きました。
CIMG1285


リボンも同様に塗ります。
CIMG1287

形が難しいですが、こんな感じです。
CIMG1289

uni-ball Signoでリボンの縁にハイライトのラインをひき、ちょっと目立ったので指でこすってぼかしました。
CIMG1290

これで仕上げの寒色以外は上半身の服は終わりです。

ちょっと上半身の服だけで記事が長くなったので記事を分けます。
(その予定ではなかったのでひとまず全体像こうなったよという写真がなくてごめんなさい。)


「コピック塗り その4 ~服(下半身、全体の仕上げ)~」

【2010年3月 コピック講座】 コピック塗り その4 ~服(下半身、全体の仕上げ)~


コピック塗り その4 ~服(下半身、全体の仕上げ)~


引き続きスカートを塗っていきます~

T4をベタ塗りします。
CIMG1292

影の色W8をおいていきます。
CIMG1293

範囲が広いので半分ずつやっていきます。

まず、上半身の服が被さっているので上のほうは影が濃くなります。

ひらひらと段差が出来ている部分をしっかりとらえて塗りましょう。
このようなスカートを描くときの注意点は、股の形、ふともものある部分の凹凸が少しだけ反映されるということです。
(もちろん、ドレスのようなボリュームのあるスカートだとならないですが。)

↑の画像に注釈を入れました。↓

CIMG1293

やり過ぎてもおかしいですが、少し意識するとリアリティが出ます。

影を置いたらぼかしていきます。
CIMG1294

ここでも前回上半身を塗ったときにご紹介した服の影を描くコツが反映されているのがおわかりでしょうか。

影の形は違えど、結局はやっていることは同じです。

もう半分も同じようにやっていきます。
CIMG1295

…もうお気づきかと思いますが、ぼかす前に置く影はすごく乱雑です。
それでも、ぼかした後はサマになっているということは、どれだけぼかしが重要かがわかります。

CIMG1297


ハイライトを入れます。
CIMG1311

0(カラーレスブレンダー)で、ひらひらの段差の手前に出ているところをピンポイントで、あと、光源によって明るくなるはずの向かって中央寄り右側に薄く広範囲で入れました。

上の服にも入れたので、ハイライトを入れたところにE41で少し黄色味を入れます。

それから、裾のキワにもuni-ball Signoで細くラインを入れました。
こうすることで…違いは歴然ですよね。直前の画像と比べてみて下さい。
不自然にならないように真っ白の線ではなく、上にT4を塗るなどしてナチュラルにしましょう。

そうそう、写真はなくて申し訳ないですが、股の間にチラ見えている向こう側のスカートの布も影色で塗りましょう。

ここで一旦、スカートの塗りは終わりです。


服の仕上げにはいっていきます。
深みを出すためにいろいろな所へ入れていた寒色。もちろん服にも入れましょう。

服が濃い色のため、髪を塗る時にやった方法と同じようにuni-ball Signoを使って白く描いていきます。

CIMG1312

BV01(薄めの寒色)で白を溶かしてぼかしつつ、色をつけます。
しかしそれだけでは色がしっかり入っていかないと思うのでBV13(濃い寒色)でその上からさらに色を入れます。

CIMG1313

同じように二の腕部分にも。
CIMG1314

この寒色は、向かって左下に入ると想定しています。

CIMG1316

胴体にも。
CIMG1317

CIMG1318

CIMG1319

左腕にも。
CIMG1320

CIMG1323

同じ作業なので説明は割愛します。

リボンにも。
CIMG1327

CIMG1330

紅いケープにも寒色を入れます。
CIMG1356

こちらは滑らかさを重視したいので、白いペンででガサガサと線を入れません。
そのまま寒色のコピックでグリグリこすります。
するとこんなに濃い色の紅でも、寒色の方が色味が勝ってきますのでよりツヤッと滑らかに色が入ります。
ちょっと目をこらすとわかるかと思いますが、向かって右側の、ハイライトの下の所にもボヤ~~っと淡ーく寒色を入れました。



スカートにもやります。

ここはちょっとコツが。
左下の影になる部分に入れていっているので、スカートの中にも入ります。
CIMG1334


ちょっと白を塗りすぎたなと思ったら、T4(地に使った色)などで元に色に近く戻してナチュラルな感じを表現します。
CIMG1335

こんな感じになります。

CIMG1339

↑ひらひらのカドになるところをこのように白を入れてなじませると立体感がでます。


スカートに白(uni-ball Signo)でチェック模様を入れていきます。
CIMG1340

スカートの凹凸を意識して・・・こんな感じです。

このままでは白い線が浮き出て模様っぽくないので、スカートの影と同じ影をつけます。
CIMG1342

つけすぎると線が消えてしまうし、つけなさすぎると線が浮き出てしまうので微妙なバランス感覚が必要です。

ついでにニーハイも塗ってます。過程を紹介しなくてスミマセンでした。
足の延長なので、色は違えど足の肌と同じように塗っています。真ん中が明るく!という感じで。

あと、足、ニーハイに深みの寒色を足しました。



これで服の色塗りは終了です!

全体像はこんな感じになりました。
CIMG1350


次は、人物以外の部分を描いていこうと思います。

「コピック塗り その5 ~背景(机、椅子、本)線画→塗り~」
owner : 鍋谷咲花(SAKIhana.N)

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