【2010年3月 コピック講座】 塗る前の準備 その2 ~線画~

塗る前の準備 その2 ~線画~

塗るも何も、線画がないと始まりませんよね。
自分が塗りたい!と思うような線画を目指しましょう。


まずは、アタリをとり、ラフを描きましょう。
CIMG1139

顔の位置や大体のポーズを描きます。
(写真にしてみると下半身がおかしいですね。股が下すぎ、尻がでかすぎます。服を描く段階で直します。
このように写真にすると客観的に見れますね。)

よくあるのが、ほかの部分はまだ何も決めていないのに目だとかを本番さながらの線で描き始めてしまう人です。

そうするとバランスがおかしくなって顔デカになったり、描きたい体の部分が描けなくて泣くことになります。
(私もそうでした・・・)

体ももちろんラフを描きます。
服をいきなり描くのではなく、必ず裸体を意識しましょう。
たとえラフであっても、服の中には裸体が入っているので、裸体を描きその上に服を着せていく感じで描いていくと矛盾が出来ません。
服の線もところどころ体のラインに沿った線にするとよりリアリティが出ます。

アタリをとって損することはないです。



全体のイメージが描けたら、顔を描き込んでいきます。
私の場合は鼻→口→目→髪の毛と描いていきます。
鼻は顔の角度を明確に出来るので先に描いて、それに合わせて目や口の位置決めをするといった感じです。

髪の毛は最後の方がバランスがとりやすくなるでしょう。
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と、ここまで描いてみました。
後は耳や後ろ髪を描くのですが、その前にちょっと気になるところを修正・・・

CIMG1152CIMG1153

あごを少しシャープにして可愛くしました。(美容整形のようなノリで)
私の絵はよくあごが長くなるので・・・・・・・・・・・・気を遣ってます(笑)
・・・このように、自分の短所となりえる癖を知ることが出来るのも、アタリをとっているおかげといえるでしょう。

CIMG1155

後ろ髪も描いて顔は完成です。

次に服を描いていきます。

CIMG1157

部分部分は割愛しますがこんな感じになりました。
さっきの股のおかしいところも直しました。
イメージは魔法学校の生徒。


線画が出来たら、ペン入れをしていきます。
準備その1で紹介した、コピックマルチライナーの茶色のペンを使います。

CIMG1160

特筆することもない作業的な段階ですが、
一つコツを挙げるとすればどの部分も同じ太さの線ではなく、輪郭線は太めにハッキリと、シワなどの細かい部分は細く入れるとメリハリが出て良いと思います。

女の子が右手に持っているラピュタ的なものは(ラピュタではないですが)別の画材で描こうと思いますので一旦置いておきます。

さあ、いよいよ次は塗りですよ!


「コピック塗り その1 ~肌~」

【2010年3月 コピック講座】 コピック塗り その1 ~肌~



コピック塗り その1 ~肌~


肌から塗っていきます。

ここで使う色は、
・E0000
・E000
・E40
・E74
・BV01
です。

まずはE0000を顔全体にベタ塗りします。
CIMG1179

次に、E40で影の入るところに影を入れていきます。

CIMG1180

このままではパキッとしていてアニメ塗りのようなので、E000で境目をぼかしつつ、中間色を入れていきます。

CIMG1181

一通り綺麗に影は入りました。
次は深みを出すために寒色(BV01)を入れてみます。

CIMG1184

影の中に肌の色と正反対の寒色を入れることで、深みが増しドラマティックな雰囲気になります。
注意点は、影じゃないところに寒色を入れないこと、
あとは、入れすぎないことです。

最後にに一番トーンの濃い影(E74)を入れます。

CIMG1185


ちょっと怖いですが、後で普通になります。
肌から塗ると、周りの何も色がない状態と無意識に比べてしまい、薄くしてしまいがちですが

ちょっと濃いな、位でも全然ヘイキです。
私の絵が濃いだけか…?

コツは、影を作るものが影を受ける物に近いと影は濃く、遠くなるにつれ薄くなります。
たとえば首につく影は、耳のすぐ下は濃く、あごの方へいくにつれ薄くなります。

ぼかしの技法は以下のようにします。

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(1)肌の地(E0000)のベタ→(2)影の色(E40)をおいた→(3)ぼかした

やり方は、(1)は普通のベタ塗りです。
(2)をした後に、肌の地の色の方で、影の色と地の色の境目をこすります。
この場合は、E0000で色と色の境目をこすります。
コピックはアルコールマーカーなので、しつこくこすると混ざります。
スケブなどで試しにやってみて下さい。
同系色じゃない2色でやっても↓のようにできます。

CIMG1187

これをやるといわゆる重ね塗り状態になり、色味は濃くなる傾向があるので、それを考慮してイメージより薄い色でやると良いと思います。

このように2色でも出来ますが、中間色があれば、それを仕上げに入れるとより自然な出来になると思います。

顔の仕上げにuni-ball Signoでハイライトの線を入れます。

CIMG1204

鼻の輪郭、顔の輪郭、唇に入れます。
こうすることでパーツが映えます。
向かって右から光が当たっている設定では、左に影が出来るのは当然のことですが、
影の出来る側の輪郭のキワにハイライトを入れるとリアリティが増します。
よく観察すれば実際にこういう光の具合になる場合も多いです。


目、鼻、口、顔の輪郭をコピックマルチライナー黒0.05ではっきりさせます。

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先ほど入れたハイライトにより、鼻の影が薄く見えたので、影の色を足しました。
これで顔の肌色は完了。


次は手です。

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こちらも同じようにベタ塗り→影を置く→ぼかし→→深みの寒色→一番濃い影 の順で塗っていきます。

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特筆するところはありません。
手が上手く描けない方は自分の手をよく観察することをオススメします。
同じ手のポーズをとってみましょう。
この右手を描くときは私もそうしました。

左手も同様です。

CIMG1193

こちらの手は、この向きは得意なので見てないですが…

CIMG1194

影はこんな感じです。関節を意識するとそれっぽくなります。


次は足です。

CIMG1195

同じようにベタ塗りをしたあと、
丸みを帯びさせるために足の左右の輪郭の近くを少し地の色で重ね塗りして真ん中に光が当たっているようにします。
そして、スカートの影を入れます。
スカートは浮いているのでスカートの輪郭と必ずしも平行にならないです。
頭の中でエセでもいいので3D化して影をつけましょう。

余談ですが、私の絵は、浮き出て見えると言われたことがあって、とても嬉しく今でも励みになっています。2Dなのに立体感がある絵が描けると嬉しいですよね。

CIMG1196

例のごとく深みの寒色と、一番濃い影を入れます。

一番濃い影は、先ほども言ったように、影を作る側であるスカートと、影を受ける側である肌が近いところに入れてぼかします。

攻めと受けが近ければ近いほど濃い…BLと一緒ですね!(スルー推奨)

もう片方の足も同様に塗っていきましょう。

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CIMG1202

足の肌も完成です。


これで一通り肌色は終わりました!
次は目、髪を塗っていきます。


「コピック塗り その2 ~目、髪~」
owner : 鍋谷咲花(SAKIhana.N)

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